論文出版:非相反量子トンネルの観測
量子力学の黎明期から研究されているランダウ・ツェナーモデルに“ねじれ”効果を取り入れた新モデルを実証し、量子トンネル確率を0%からほぼ100%まで自在に制御した成果を Physical Review A 誌に発表しました… 続きを読む »
量子力学の黎明期から研究されているランダウ・ツェナーモデルに“ねじれ”効果を取り入れた新モデルを実証し、量子トンネル確率を0%からほぼ100%まで自在に制御した成果を Physical Review A 誌に発表しました… 続きを読む »
パルス制御技術を用いてhBN量子センサによる磁場計測の感度向上に成功した研究をApplied Physics Express誌に発表しました(論文)。 近年、六方晶窒化ホウ素(hBN)中の点欠陥であるホウ素空孔欠陥(V… 続きを読む »
当研究室D1の西村俊亮さんが 2023年春季大会 日本物理学会学生優秀発表賞(領域6)を受賞しました。3月に開催された日本物理学会 2023年春季大会における以下の発表が高く評価されました。なおこの内容は現在投稿中です(… 続きを読む »
極小の磁気トンネル接合における非線形伝導について系統的に調べた研究をPhys. Rev. B誌に発表しました(論文)。 磁気トンネル接合(MTJ)とは、2層の強磁性体が絶縁体を挟んだ構造の素子のことです。2つの強磁性体の… 続きを読む »
ダイヤモンド中の窒素空孔中心(NVセンタ)を用いて、熱輸送ダイナミクスを可視化した成果を Journal of the Physical Society of Japan 誌に発表しました(論文、arXiv)。 ダイ… 続きを読む »
ダイヤモンド中の窒素空孔(NV)中心を用いて、大強度で周期的に駆動された二準位系の振る舞いをフロケ理論と精密に比較した成果をPhysical Review Applied誌に発表しました(論文)。 外場によって周期的… 続きを読む »
当研究室M1の山本航輝さんが 国際会議 2nd International Symposium on Trans-Scale Quantum Science (TSQS2022) でポスター賞を受賞しました。以下の発表が… 続きを読む »
当研究室D1の塚本萌太さんが 日本物理学会 2022年秋季大会 学生優秀発表賞 (領域3)を受賞しました。9月に開催された日本物理学会 2022年秋季大会における以下の発表が高く評価されました。なおこの内容は量子計測に機… 続きを読む »
ナノダイヤモンド中の窒素空孔中心の磁場依存性の精密な測定結果を機械学習し、従来法よりも正確性の高い磁場イメージングに成功した成果を Scientific Reports 誌に発表しました(プレスリリース、論文)。 ダイヤ… 続きを読む »
ダイヤモンドNV中心におけるスピンの読み出しを最適化する手法についての成果をAIP Advances誌に出版しました(論文)。 私たちは、ダイヤモンド結晶中における窒素空孔中心(NVセンタ)を用いた物性計測の研究を行って… 続きを読む »
小林研究室の佐々木健人助教が第38回(2021年度)井上研究奨励賞(井上科学振興財団)を受賞しました。おめでとうございます! 井上研究奨励賞は、自然科学の分野で過去3年間に博士の学位を取得した37歳未満(申込締切日現在)… 続きを読む »
鉄系超伝導体薄膜試料における磁束のピン止め効果についての研究をPhys. Rev. B誌に発表しました(論文)。 2008年の発見以降、鉄系超伝導体は、銅酸化物超伝導体と同様の2次元的な層状構造を持つことから、新しい高温… 続きを読む »
メゾスコピック系におけるショット雑音について、橋坂昌幸氏(NTT物性科学基礎研究所)と共同で執筆したレビュー論文「メゾスコピック系におけるショット雑音:一粒子系から量子液体へ(“Shot Noise in Mesosco… 続きを読む »
私たちは、2021年5月に、微小な電子回路上に生成された量子液体の振る舞いを精密に調べた成果を Nature Communications 誌に発表しました(論文)。理学部ニュース9月号にその内容を分かりやすく紹介した記… 続きを読む »
ダイヤモンドNVセンタを用いた量子スピン顕微鏡によって磁場イメージングを行った研究をAppl. Phys. Lett.誌に発表しました(論文)。 磁場を計測する手法には様々なものが知られています。その中で、ダイヤモンド量… 続きを読む »
磁気トンネル接合における非線形伝導が電子マグノン相互作用によって説明できることを示した研究をPhys. Rev. B誌に発表しました(論文)。 電子輸送における電流-電圧特性は、ゆらぎや相互作用といった、系の微視的な情報… 続きを読む »
典型的な電荷密度波物質であるNbSe3を用いて作製した微小素子の電気抵抗を調べた研究をJapanese Journal of Applied Physics誌に出版しました(論文)。 電荷密度波(Charge Densi… 続きを読む »
微小な電子回路上に生成された量子液体の振る舞いを精密に調べた成果を、Nature Communications誌に発表しました(論文)。 数多くの粒子が量子力学的な相互作用を及ぼし合うことによって形成される量子液体は、粒… 続きを読む »
微細加工技術を用いることによって、量子力学的な効果が顕著に現れるような微小な電子回路 (メゾスコピック系) を作製することができます。私たちはメゾスコピック系の一つである量子ドットを用いて「近藤効果」の研究を行ってきま… 続きを読む »
GaAs高移動度トランジスタを用いた低温動作可能な増幅器の開発についての研究成果をReview of Scientific Instruments誌に出版しました(論文)。 固体素子を流れる電流に含まれる「ゆらぎ(電流雑… 続きを読む »
ファンデルワールス強磁性体Fe5GeTe2を用いて作製した微小素子における特異な磁気抵抗効果についての研究をAIP Advances誌に出版しました(論文 [オープンアクセス])。 近年、一原子あるいは数原子の厚みしかな… 続きを読む »
量子ポイントコンタクトにおける量子輸送を測定し、Journal of the Physical Society of Japan誌に論文を出版しました(論文)。この成果は、兵庫医科大学、東北大学、パリ南大学・パリサクレー… 続きを読む »
CeTe3薄膜素子における量子輸送を調べ、AIP Advances誌に論文を出版しました(論文)。 CeTe3は希土類トリテルライド RTe3 (R=希土類元素) の一種で、CeとTeのユニットからなる層と、Teのシート… 続きを読む »
量子ドットにおける対称性の異なる2種類の近藤効果のクロスオーバーを精密な数値計算によって調べ、Phys. Rev. B誌に論文を出版しました(論文)。 近藤効果とは、固体中の局在スピンが伝導電子のスピンと結合することによ… 続きを読む »
スピングラス物質に、「スピン蜜(spin treacle)」状態と呼ぶべき中間相が存在することを明らかにし、Phys. Rev. B誌に論文を出版しました(論文)。 私たちは、スピングラス物質であるCuMnBi合金を微細… 続きを読む »
極薄超伝導体に表面弾性波を印加することによって抵抗が負になる現象を発見し、Science Advancesに論文を出版しました(論文、プレスリリース)。 我々は超伝導体NbSe2原子層薄膜を圧電基板LiNbO3に転写し、… 続きを読む »
層状化合物CeTe3を母体とする薄膜素子において磁気輸送測定を行い、量子振動(シュブニコフドハース振動)を観測した成果をApplied Physics Letters誌に発表しました(論文)。 CeTe3は希土類トリテル… 続きを読む »
半導体二次元電子系上に、ウェットエッチング法を用いて単電子ポンプを作製し、動作確認をした論文をReview of Scientific Instruments誌に発表しました(論文)。 決まったタイミングで電子を一粒ずつ… 続きを読む »
スピン江崎ダイオードにおける非平衡電流ゆらぎに関する研究をPhys. Rev. B誌に出版しました(論文)。 固体中における電子のトンネル効果は代表的な電気伝導現象の一つであり、1950年代の江崎玲於奈博士以来、長い研究… 続きを読む »